この記事では、日本ハムの吉田輝星選手の現状と課題について考えてみたいと思います。
吉田選手は2018年のドラフトで1位指名され、昨年はリリーフとして47試合に登板し、2勝0敗5ホールド、防御率3.31という成績を残しました。
しかし、今年は開幕から二軍で過ごし、12試合（1先発）で1勝3敗1セーブ、防御率7.29（10日現在）と苦しんでいます。どうしてこうなったのでしょうか？
吉田選手はオフに楽天の則本昂大投手に弟子入りし、先発への意欲を見せました。
しかし、その影響でフォームや球種などを変えすぎてしまったのではないかという声もあります。
球団OBは「吉田は先発にこだわりすぎて、自分の持ち味を失ってしまった。首脳陣が今は元に戻そうとしているところだ」と語っています。
二軍の伊藤剛投手育成コーディネーター兼投手コーチも「吉田はまだ安定感がなく、力とコントロールのバランスが取れていない。フォームも細かく修正しているが、まだ完全ではない。もっと練習を重ねて、本来の力を発揮できるようになってほしい」と話しています。
吉田選手は若くて才能がある投手です。
先発でもリリーフでもチームに貢献できる可能性があります。
しかし、それには自分のスタイルを見つけて、安定した投球をすることが必要です。吉田選手が一日も早く一軍に復帰し、活躍する姿を見たいと思います。
