覚醒剤使用の罪を否認したシングルマザー、赤ちゃんに重傷を負わせた事故の真相は?
記事の要約:
- 覚醒剤使用の罪を問われた女:北海道苫小牧市の無職、大崎紬被告32歳。2018年に覚醒剤取締法違反の罪が確定していたが、再び覚醒剤を使用したとして起訴された。初公判で起訴内容を否認した。
- 発覚のきっかけとなった事故:2023年9月4日午前2時ごろ、大崎被告が運転していた軽乗用車が電柱に衝突。車内にいた生後わずか2か月の女の子が頭の骨を折る重傷を負った。赤ちゃんはチャイルドシートに固定されておらず、助手席の足元で発見された。
- 覚醒剤の証拠:大崎被告の尿検査で覚醒剤反応が出た。寝室のテーブルで、微量の覚醒剤粉末が付着したビニール袋が押収された。
- 危険運転傷害の疑い:警察は、事故当時、大崎被告が覚醒剤の影響で正常な運転ができない状態だったとして、危険運転傷害の疑いで再逮捕した。しかし、その後、処分保留となり、今回の公判では覚醒剤取締法違反のみが争点となった。
- 赤ちゃんの現状:赤ちゃんはおよそ2か月の入院を経て、大崎被告の親族が引き取り、育てている。大崎被告は離婚歴があり、長女、次女と暮らしていた。生活保護を受給していた。