こんにちは。今回は、埼玉県と千葉県を結ぶ新しい有料道路「三郷流山橋」について紹介します。この記事は、以下のような内容を含んでいます。
- 開通の背景と目的: 三郷流山橋は、つくばエクスプレス沿線開発や物流拠点の立地などにより、両市を結ぶ唯一の流山橋が慢性的に渋滞していた問題を解決するために建設された道路です。全長約2キロで、江戸川部分の橋の長さは約450メートルです。三郷市から千葉県を経由して茨城県つくば市に至る広域幹線道路「都市軸道路」に位置付けられています。
- 開通の日時と料金: 三郷流山橋は、26日午後3時に開通します。料金所は三郷市側に設置されており、1回の通行料金は普通車150円、中型車200円、大型車260円、特大車410円、軽自動車100円、自転車など20円、歩行は無料です。現金のほか、SuicaやPASMOなどキャッシュレス決済も可能です。料金徴収期間は30年間を予定しています。
- 開通の効果と期待: 三郷流山橋の開通により、新三郷駅周辺から流山おおたかの森駅周辺まで、所要時間は約10分短縮し20分でアクセス可能となります。1日当たりの交通量は約1万2700台を見込んでいます。また、市内の渋滞緩和に加え、道路網の充実により企業進出、雇用創出、地域活性化などが期待できます。さらに、有事の際には緊急車両の走行や物資輸送にも寄与すると考えられます。
- 地元の反応: 三郷流山橋の開通を前に、地元からは歓迎の声が上がっています。流山橋たもとの商店会で青果店を営む70代男性は「朝夕や週末中心に橋の手前から渋滞が続き、流山橋を渡るだけでも一苦労だった。開通によって混雑の分散につながれば」と喜んでいます。三郷市の木津雅晟市長は「待望の道路」と述べ、新たな県境ルート誕生を期待しています。
三郷流山橋は、埼玉県と千葉県の交流と発展に貢献するでしょう。
