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甲子園で歴史を刻んだ阪口慶三監督が退任、春夏通算40勝の偉業

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大垣日大の阪口慶三監督が退任へ 甲子園に春夏通算35回出場(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

こんにちは、高校野球ファンの皆さん。今日は、高校野球界に衝撃のニュースが飛び込んできました。なんと、甲子園で春夏通算40勝を達成した大垣日大阪口慶三監督が、今夏の甲子園で孫とともに出場したのを最後に監督を退任することが明らかになったのです。阪口監督は、東邦と大垣日大の両校で春夏通算35回の甲子園出場と歴代7位タイの通算40勝を達成し、昭和、平成、令和の3元号での勝利監督となりました。甲子園での数々の名勝負や名選手を育てた阪口監督の功績は、高校野球界に大きな影響を与えました。

阪口監督は、東邦の選手時代には主に一塁手として活躍し、甲子園には2年春のセンバツに出場しました。愛知大を卒業した1967年に東邦の社会科教諭となり、野球部の監督に就任しました。2004年まで務めた東邦では、春夏計24回の甲子園出場を果たしました。その中でも、77年夏に「バンビ」の愛称で人気を集めた坂本佳一さんと、後に社会人野球のJR東海で監督を務めた大矢正成さんのバッテリーを擁して準優勝したことや、元中日ドラゴンズの山田喜久夫さんがエースだった88年春に準優勝、89年春に優勝したことは、高校野球ファンにとって忘れられない思い出です。

2005年からは大垣日大の監督に就任した阪口監督は、ここでも甲子園での輝かしい成績を残しました。07年春のセンバツに初出場し、いきなり準優勝を飾りました。22年春のセンバツでは、通算39勝目を挙げ、史上初の昭和、平成、令和の3元号での勝利監督になりました。そして、23年夏の甲子園では、孫の高橋慎選手とともに79歳3カ月で出場し、最高齢出場と最高齢勝利の記録を塗り替えるとともに、1回戦で近江に勝利し、甲子園春夏通算40勝を達成しました。この偉業は、高校野球の歴史に残るものとなりました。

阪口監督は、高校野球の名将としてだけでなく、人間としても尊敬される方です。常に選手のことを第一に考え、厳しくも温かく指導しました。また、野球に対する情熱や熱意は、年齢を重ねても変わらず、選手やファンに感動を与え続けました。阪口監督の退任は、高校野球界にとって大きな損失ですが、これまでに築き上げた功績は、永遠に語り継がれるでしょう。阪口監督、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。