【明日のらんまん】第124回 万太郎が肩を落とす（シネマトゥデイ） - Yahoo!ニュース
こんにちは、朝ドラファンのあなたです。今日は、NHK連続テレビ小説「らんまん」の第124回の感想をお届けします。
「らんまん」は、日本の植物学の父といわれる牧野富太郎をモデルとしたオリジナルストーリーで、幕末から昭和の激動の時代を生きた主人公・槙野万太郎（神木隆之介）の波乱万丈な生涯を描いています。
第124回では、関東大震災の直後の話が展開されました。万太郎たちは、渋谷までたどり着き、寿恵子（浜辺美波）の店や家族の無事を確認しますが、長屋は標本や原稿が散乱する惨状となっていました。万太郎は、40年かけて集めてきた植物の研究成果が一瞬にして失われたことに打ちのめされます。
しかし、そんな万太郎の目に飛び込んできたのは、地面に咲くムラサキカタバミでした。ムラサキカタバミは、万太郎が幼いころに高知で出会った最初の植物で、彼の植物学への道を切り開いた象徴的な存在です。万太郎は、ムラサキカタバミに触れて、植物への情熱を再び思い出します。
このシーンは、とても感動的でした。万太郎は、地震の被害に落胆するばかりではなく、植物の生命力に勇気づけられて、前を向く姿が見られました。ムラサキカタバミは、万太郎にとって救いの手を差し伸べたのです。
「らんまん」は、残り6回となりました。万太郎は、植物学の夢を諦めずに、どうやって立ち直っていくのでしょうか。最終回まで、目が離せませんね。
