シャトレーゼ、賞味期限「改ざん」発覚を謝罪 対象商品4344個は回収...「事態を厳粛に受け止める」（J-CASTニュース） - Yahoo!ニュース
シャトレーゼは、冷凍スイーツ「濃厚ショコラテリーヌ」の一部で賞味期限の書き換えが発覚したことを公式サイトで謝罪しました。この問題は、同社の子会社・菜花堂が行ったもので、4344個の商品が対象です。公的機関の検査では、品質や安全性に問題はないとされていますが、自主回収を実施するとしています。
シャトレーゼは、山梨県甲府市に本社を置く菓子メーカーです。780店舗とオンラインショップで販売している「濃厚ショコラテリーヌ」は、チョコレートケーキの上にチョコレートムースとチョコレートクリームを重ねたスイーツです。この商品は、2023年9月6日から11月14日までの6種類の賞味期限が書かれたものが、賞味期限書き換えの対象となっています。
賞味期限書き換えを行ったのは、同社の子会社である菜花堂です。菜花堂は、岩手県一関市にある製菓工場で、「濃厚ショコラテリーヌ」を製造しています。シャトレーゼは、菜花堂から報告を受けて事実関係を確認したところ、賞味期限書き換えが発覚したと説明しています。
シャトレーゼは、「お客様には多大なご迷惑をおかけすることを心よりお詫び申し上げます」と謝罪しました。また、「公的機関の検査結果より、対象商品の品質および安全性に問題が無いことを確認しております」と述べました。しかし、念のため自主回収を行うと発表しました。店舗からは既に撤去されていますが、購入者の手元に商品がある場合は、同社のお客様相談室に連絡するように呼びかけています。
シャトレーゼは、「この事態を厳粛に受け止め、製造子会社における管理体制の見直しを図るとともに、弊社グループ会社全体において社員コンプライアンス教育を徹底して信用の回復に努めて参る所存でございます」と方針を示しました。
このニュースは、消費者の信頼を失う可能性がある重大な問題です。シャトレーゼは、品質や安全性に問題がないと主張していますが、それでも賞味期限書き換えは法令違反です。消費者は、商品の情報に正直であってほしいと思っています。シャトレーゼは、今後このようなことが起きないように、徹底した対策を講じる必要があります。
