【追跡】流しそうめんで93人食中毒の謎 原因の「カンピロバクター」どこから?湧き水近くにイノシシが（FNNプライムオンライン） - Yahoo!ニュース
石川県津幡町の観光スポット「大滝観光流しそうめん」で、8月11日と12日に食事をした客93人が食中毒になった。原因は、そうめんを流す湧き水に混入したカンピロバクターという細菌だった。この細菌は、イノシシなどの野生動物が感染源となることが多い。FNNは、湧き水の取水口の近くでイノシシが捕獲されている様子を目撃した。湧き水の管がイノシシに噛まれたり、糞尿が混入したりした可能性もあるという。店側は、管の点検や消毒を行っていたが、細菌の検査はしていなかった。食中毒になった客は、高熱や下痢などの重い症状に苦しんだ。カンピロバクターは、一般的な食中毒よりも熱が出やすく、回復に時間がかかるという。専門家は、流しそうめんを食べる際は、箸の使い分けや湧き水の安全性を確認することが大切だと指摘する。
