大阪府大東市のパート従業員・縄田佳純容疑者（34）は、当時8歳だった娘に下剤を飲ませたり食事を食べないよう指示し、低血糖状態で入院させ、入院にかかる共済金6万円をだまし取った疑いが持たれています。警察によりますと、娘は5年前から43回入退院を繰り返していて、縄田容疑者は共済金と保険金あわせて570万円を受け取っていたとみられています。また、今年1月に、娘を入院させた直後には、交際相手を旅行に誘ったり、友人を岩盤浴に誘ったりしていたことも分かっています。 縄田容疑者は、受け取った金をエステや外食費にも充てていたとみられ警察が裏付けを進めています。
知人女性は娘の様子について「子どもはガリガリだった」「給食しか食べていないのではないか」と”違和感”を抱いていたなどと話していました。 知人女性は縄田容疑者の実家の前で娘が泣いている様子を目撃したといいます。 「実家の前で泣いていたこともありました、『鍵がない家に入れない、ママがいない』と。お菓子をあげた時には『食べていいの？』と聞かれて、喜んで食べていました。子どもがかわいそうすぎますね」
この事件で逮捕された縄田容疑者の知人女性は、「学校では良いお母さんでしたけど、2人でいる時はわかりません。見た目もきれいだし、ブランド品も持っているし。身に着けているものは良くて指輪も時計もカバンも。男の人が居る間は食べさせてもらったり、お金もらっているのかと思っていました。男関係が切れたから放置してるんだろうなって。（縄田容疑者は）しょっちゅう飲みに行っていて、子どもは一人で放置されています」と話しています。
