こんにちは、朝ドラファンのみなさん。今日はNHK連続テレビ小説「らんまん」の第75話についてお話ししたいと思います。この回では、主人公の万太郎（神木隆之介）が新種の植物「ヤマトグサ」を発表するという快挙を成し遂げましたが、それ以上に感動したのは、倉木（大東駿介）の恩返しのシーンでした。
倉木といえば、第28話で万太郎と竹雄（志尊淳）が上京したばかりの時に、植物標本を盗んだ悪党でした。しかし、万太郎は倉木に啖呵を切り、100円で標本を買い戻しました。その時、倉木は自分を雑草に例えて自虐しましたが、万太郎はどの草花にも名前と意味があると語りました。
その後、倉木は万太郎に感化されて長屋に住み込み、働き始めました。そして、第75話でついにその100円を返す時が来ました。万太郎の図譜を出版するために必要な先払い金を工面するために、寿恵子（浜辺美波）がドレスを質入れしたことを知った倉木は、「おまえも、おまえの戦をしてるんだろ」と言って100円を渡しました。これは施しではなく、恩返しだと言いました。
このシーンは、第28話からのロングパス伏線回収でした。SNS上では、「倉木さんの激アツ恩返し」「倉木とおえいさんに泣かされる」「倉木史上最高の言葉がきたー！」などの感動の声が続出しました。私も涙が止まりませんでした。
「らんまん」は、日本植物学の父・牧野富太郎をモデルにした物語ですが、それだけではなく、人間ドラマも見どころです。倉木のように、万太郎に出会って人生が変わった人々がたくさん登場します。彼らはどういう結末を迎えるのでしょうか？今後も目が離せませんね。
以上、「らんまん」第75話の感想でした。みなさんもぜひご覧くださいね。
