この記事は、透かしブロック塀の危険性について説明しています。透かしブロックとは、穴の空いたコンクリートブロックで、市松模様に積み上げることができます。
しかし、建築基準法では、コンクリートブロックを積み上げる場合、強度を出すために決まった間隔で鉄筋を通すことが決まっています。
この「みやま」という透かしブロックには鉄筋を通す場所がなく、このブロック塀には鉄筋が全く入っていないことになります。
そのため、地震の時などに倒れる危険性があります。記事によると、危険な透かしブロック塀は非常によくあり、美観優先でお施主様に要望されたものを知識不足の施工業者がつくってしまったり、設計者が知識不足で提案したりすることが原因のようです。
