英紙テレグラフによると、2021年にタイタニック号観光用潜水艇「タイタン」に乗ったドイツ人探検家のアルトゥール・ロイブル氏は、当時の探険で生きて帰ってきたのはとても運が良かったと振り返りました。
彼は「振り返ればあれは自殺ミッションも同然だった」と話しました。彼は潜水艇が下降する際に使われる「安定化チューブ」の固定装置が外れ、これをひもで結んだりしたと付け加えました。
この潜水艇は沈没したタイタニック号を探査しようとして18日に消息を絶ち、1人当たり費用が25万ドル（3545万円）に達する超高額観光商品で、数年前から安全への懸念が提起されてきました。米国沿岸警備隊は水中探索装備を動員して潜水艇捜索に出ましたが、まだ特別な成果を上げられていません。
