石川県金沢市片町2丁目を走る国道157号上で、2023年6月16日の午前に1台のクルマが路上駐車したことが原因で約2キロの渋滞が発生しました。
この渋滞は通勤や通学中の市民に大きな影響を与えました。現場は片側2車線に加えて右折レーンがある道路で、午前7時30分から午前9時までは左端の車線がバス専用レーンとして運用されています。
クルマがこのバス専用レーンに路上駐車していたため、路線バスがクルマを避けて通行しなければならず、他の通行の妨げになったことで渋滞につながったとみられます。路上駐車をしていたクルマのフロントガラスには「駐車違反」の黄色いステッカーが貼られており、警察も路上駐車のクルマがあることを把握していました。
しかし、管轄の金沢中警察署は取り締まりの経緯を明らかにしていません。クルマをレッカー移動しなかった理由については、「クルマの所有者と連絡がつかなかった、あるいは連絡に時間を要した」ということや、「駐車違反を取り締まった時点ではレッカー移動の必要性がなかった」可能性も考えられます。