この記事は、関西から中部エリアで撮られたという赤い空にウロコ雲の写真と地震を懸念する投稿がSNSで散見されることについて述べています。気象庁によると、和歌山県北部で震度2(M4.1)の地震が発生し、和歌山県北部を震源とした有感地震は頻繁に起こっています。また、紀伊水道を震源とする地震も発生しています。これらはすべて南海トラフの巨大地震と関係するとみられる地震です。地震雲は大地震の前兆として発生する「宏観異常現象」のひとつとして昔から注目されています。高知県の危機管理部南海トラフ地震対策課では、「宏観異常現象」の情報募集を行っています。