「わんこそば」を何杯食べれば「普通のそば1杯分」になるの？（ニッポン放送） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日は、ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』で放送された「ご当地そば」の話題をお届けします。この番組は、毎週火曜日に、日本各地のそばに関する情報を紹介する番組です。9月14日の放送では、日本三大そばと呼ばれる「わんこそば」「戸隠そば」「出雲そば」について、その特徴や歴史、食べ方などを詳しく解説しました。私も聞いていて、とても興味深く、食欲をそそられました。
まず、「わんこそば」です。これは、岩手県の南部地方に伝わる伝統的なそばの食べ方で、茹でたてのそばを小さなお椀に入れて、次々と出してくれるスタイルです。わんこそば10杯～15杯で、一般的なそば1杯分の量になります。この食べ方は、お客さんに美味しくたくさん食べてもらおうという、おもてなしの心から生まれたものだそうです。わんこそばの名前の由来は、犬のように食べるからという説や、犬の餌皿に似たお椀を使うからという説などがあります。わんこそばは、そばつゆにつけずに、醤油やネギ、わさびなどを入れて食べます。食べ終わったら、お椀に蓋をするのがマナーです。わんこそばは、食べ放題の店が多く、食べた数を数えるために、お椀を積み上げることもあります。最高記録は、なんと500杯以上だそうです。私も挑戦してみたいですが、果たして何杯食べられるでしょうか。
次に、「戸隠そば」です。これは、長野県の戸隠地方で食べられているそばで、水をほとんど切らずに、一口ぐらいの量に麺を束ねて、ざるの上に盛り付ける「ぼっち盛り」という独特の盛り付け方が特徴です。1人前が5束になっているのが一般的で、これは、戸隠神社ゆかりの「5人の神々」に通じると言われています。戸隠そばは、そばつゆにつけて食べますが、薬味として辛味大根が添えられています。これは、戸隠地方の特産品で、そばの風味を引き立てるとともに、体を温める効果があると言われています。戸隠そばは、戸隠神社の参拝の後に食べるのがおすすめです。戸隠神社は、日本神話に登場する「天岩戸」の舞台とされる神社で、自然豊かな場所にあります。そばと神社の両方を楽しめる、素晴らしいスポットです。
最後に、「出雲そば」です。これは、島根県の出雲地方で食べられているそばで、3段に重なった赤く丸い器「割子」に入った冷たい「割子そば」と、温かい「釜揚げそば」の2種類があります。「割子そば」は、割子に入ったそばをそばつゆにつけて食べますが、割子の数は3つが基本で、これは「過去・現在・未来」や「天・地・人」などを表すと言われています。「釜揚げそば」は、茹でたてのそばをそのまま器に盛り付けて、醤油やネギ、わさびなどを入れて食べます。これは、出雲大社をはじめとした神社周辺が発祥とされています。出雲そばは、出雲大社の参拝の後に食べるのが定番です。出雲大社は、日本神話に登場する「国譲り」の舞台とされる神社で、全国の神々が集まる「神在月」には、特に多くの人が訪れます。そばと神社の両方を楽しめる、神秘的なスポットです。
いかがでしたか。日本三大そばは、それぞれに歴史や文化があって、とても魅力的ですね。私もいつか、これらのそばを食べに行ってみたいです。
