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ビッグモーターの不正の背景にある兼重親子の変貌

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こんにちは。

今回は、中古車販売大手のビッグモーターが、多くの不正を行っていたことが明らかになっている事件についてお話ししたいと思います。

ビッグモーターは、全国に約300店舗を展開する巨大な中古車チェーンですが、実はこの会社は、山口県で創業した兼重宏行氏が率いる家族経営だったのです。

兼重氏は地元の工業高校出身で、自衛隊に入っていた時期もあるそうです。生家は自宅近くの川であさりを採って生計を立てていました。

1976年に「兼重オートセンター」として中古車販売を始めた兼重氏は、事業を軌道に乗せて成功しました。息子で同社の副社長を務める宏一氏が生まれた1988年には地元で自宅を新築しましたが、決して豪華と言えるものではなく、町内にもなじんでいたということです。

しかし、そうした印象は、会社が急成長を遂げるにつれて変わっていきました。

社名を現在の「ビッグモーター」へと変更し、故郷を離れると、六本木ヒルズに本社を置き、都内の超高級住宅街に豪邸を建てる直前まで、都内の超高級タワーマンションに居を構えるようになりました。

そして会社に決定的な変化があったのは、息子の宏一氏が実質的に経営を担うようになってからのことだったということです。

宏一氏は早稲田大学出身で、アメリカでMBAを取得してもいます。確か、公認会計士の資格も持っていたはずです。ビッグモーターは学歴不問のため、宏一氏にしてみれば、全社員が格下に見えたのかもしれません。

社員に対する態度は目に余るものだったそうです。ゴルフばかりしていてLINEのアイコンもゴルフをしている自分の写真でしたね。ゴルフでも仕事でも、年上に対しての物言いは横柄で、終始バカにしたような口ぶりでした。言うこともコロコロ変わり、とても好印象と言えるような人ではなかったということです。

宏一氏は、急成長とともに利益追求のために法律や倫理を無視するようになりました。中古車の走行距離や修復歴を改ざんしたり、不正な値引きやキャンペーンを行ったり、消費者や取引先を騙したりすることが日常化しました。

兼重親子は、不正で得た利益を自分たちの私腹に入れ、ゴルフや高級車に浪費しました。兼重宏行氏の故郷の自宅も、約3mの外壁やシャッター付き車庫、奥にそびえる家も総石張りに改築されました。

このように、ビッグモーターの不正は、兼重親子の変貌と密接に関係していると言えます。故郷の地味な暮らしから一転して、都会の華やかな暮らしに魅せられた兼重親子は、自分たちの欲望を満たすために、会社や社員や消費者を犠牲にしました。

しかし、その結果は、自分たちの首を絞めることになりました。ビッグモーターは、消費者庁や警察から捜査を受けていますし、多くの訴訟やクレームにも直面しています。兼重親子も逮捕される可能性が高いです。

ビッグモーターの不正は、中古車業界全体に大きなダメージを与えました。信頼できる中古車販売店も多くありますが、消費者は不安や疑心暗鬼に陥ってしまいます。

私たちは、ビッグモーターの不正から学ぶべきことがあります。それは、利益追求だけではなく、法律や倫理や社会的責任を重視することです。そして、自分だけではなく、他人や社会に対する感謝や尊敬を忘れないことです。

ビッグモーターの不正は決して許されるものではありませんが、兼重親子がどういう心境でそうした行動に走ったのかを考えることも必要だと思います。彼らは本当に幸せだったのでしょうか?

中古車業界は今後も改善していく必要がありますが、私たち消費者も注意深く中古車を選ぶ必要があります。信頼できる情報源や専門家に相談したり、契約内容や保証内容をしっかり確認した