こんにちは、今日は老後破産についてお話ししたいと思います。老後破産とは、老後になって資産がなくなり、生活できなくなることです。これは低所得者だけの問題ではありません。実は、高収入サラリーマンも老後破産の危機に直面しているのです。
高収入サラリーマンは、数千万円の貯蓄や高額な退職金を持っているかもしれませんが、それだけでは老後を安心して過ごせるとは限りません。なぜなら、60歳以降には大きな収入減が起こるからです。定年退職時には平均3割、年金受給時にはさらに3割の収入減となります。つまり、現役時代の4割しか収入が残らないのです。
このように収入が減っても、現役時代と同じように消費を続ける人が多いのです。家賃やローンの支払い、食費や医療費などの生活費は変わらないか増える一方です。そうすると、貯蓄や退職金をどんどん使ってしまいます。数年で資産が底をつくこともあり得るのです。
老後破産を避けるためには、どうすればいいでしょうか？私は以下の3つの方法をおすすめします。
早めに貯蓄や投資を始めること。将来の収入減を見越して、毎月一定額を積み立てておくことが大切です。また、インフレや税金などで購買力が下がらないように、適度なリスクを取って運用することも必要です。
収入源を増やすこと。定年退職後も働き続けることで、給与収入を得ることができます。また、趣味やスキルを活かして副業や起業をすることも一つの選択肢です。収入源が増えれば、生活費に困らなくなります。
消費を見直すこと。現役時代と同じように消費するのではなく、必要なものと不必要なものを区別して、節約することが大切です。特に、固定費や贅沢費を減らすことで、収支のバランスを改善することができます。
老後破産は、誰にでも起こり得る危機です。高収入サラリーマンも油断は禁物です。今からしっかりと備えておくことで、老後を楽しく過ごせるようにしましょう。
以上、老後破産についてでした。ありがとうございました。
