ロシアの不安定さが大統領に圧力をかける
ロシアのプーチン大統領は、雇い兵組織「ワグネル」の反乱を「犯罪行為、重罪、裏切り、武装蜂起、恐喝あるいはテロ行為」と呼んだが、数時間後にはプリゴジン氏との合意の中で、プリゴジン氏とワグネルへの刑事訴追は中止されたことが明らかになった。
このようなプーチン氏の態度の錯綜に多くの人が驚き、多くの人がプーチン氏への見方をあらため始めている。
ロシア紙ニェザヴィーシマヤ・ガゼータの社主兼主幹のコンスタンティン・レムチュコフ氏は、「プーチン氏は確実に、前より弱く見えている」と話した。
また、「あらゆるエリート層が2024年大統領選について考え始めている」と予測する。ロシアは明らかに、大きな変化の瀬戸際にある。
しかし、もし変化が訪れるなら、今回のワグネルの反乱がきっかけになるのだろうか?