こんにちは。
今日は札幌ドームについてお話ししたいと思います。
札幌ドームは、プロ野球北海道日本ハムファイターズの本拠地として親しまれてきました。しかし、今年からファイターズは北広島市に移転しました。その影響で、札幌ドームの収入は大きく減少することになりました。
そこで、札幌ドームは新たな収益確保策として、「新モード」というものを導入しました。これは、暗幕でドーム内を仕切り、2万人以下の中規模コンサートに対応できるようにしたものです。これにより、中堅を含む幅広いアーティストの公演を誘致しようという狙いです。
しかし、この新モードはなかなかうまくいっていません。コロナ禍でコンサート自体が減少していることや、アーティストがドームを埋められないと気落ちすることなどが原因だと言われています。現在、新モードで開催される予定のコンサートは1件も決まっていません。
コンサート以外の収入源も厳しい状況です。テレビ中継が減ったことでフィールド広告の価値が下がり、広告枠も減少しました。施設命名権も売却先が見つからず、市は公募する予定ですが、簡単ではないでしょう。
