この記事では、2022年12月に酒に酔って列車内で懸垂する動画が拡散されたことで「懸垂議員」と呼ばれた長崎県議会議員(当時)の北村貴寿氏のその後を追います。
北村氏は、信頼回復のために毎朝駅前や交差点で辻立ちをしたり、支援者に謝罪したりと選挙活動に励みました。
しかし、2023年4月の統一地方選では、選挙活動をほとんどしなかった無所属新人の牧山大和氏に125票差で敗れました。北
村氏は落選のショックを乗り越え、4年後の再挑戦に向けて街頭演説を続けています。
政治ジャーナリストの青山和弘氏は、「北村氏は油断していたのかもしれない。一方、牧山氏は反懸垂票を集めたのだろう」と分析しています 。