「Togetter」を運営するトゥギャッターは、5月1日に米TwitterとTwitter APIのエンタープライズプラン利用に関する契約を正式に締結しました。
これにより、今後も安定したサービス提供が可能になります。同社では、Togetterのほか、シンプルでクローズドなツイートまとめサービス「min.t」を展開しています。Twitterは2月にAPIを有料化する方針を発表し、3月末から新たなAPI(v2)に切り替えています。
このAPI有料化や仕様変更に伴い、これまで無料APIを使って運営されてきた多くのTwitter関連サービスが停止・終了しています。
Togetterは、2009年から「ツイートをまとめる」サービスを展開しており、このジャンルの最大手と言える存在ですが、類似サービスの終了に伴い、Togetter、min.tともにPVやユーザー数が増加しています。今回新たにエンタープライズAPIを契約したことで、ログインやまとめ作成、コメント時の連携ツイートなど、既存の機能を継続できるほか、新たな機能も提供していきます。
さらに、旧APIの停止に伴い新規ツイートが取得できなくなった人気サービス「Twilog」を買収しました。今回のトゥギャッターによるTwiliog買収により、TwilogとTogetterを統合するための開発もスタートします。
