こんにちは。
今日は、教員不足の原因と対策についてお話ししたいと思います。
教員不足は、私たちの子どもたちの学びに大きな影響を与える深刻な問題です。
では、なぜ教員が不足しているのでしょうか?その理由を探ってみましょう。
まず、教員が不足している最大の原因は、特別支援学級の増加です。
特別支援学級とは、障害や発達障害などの理由で通常の学級では学べない子どもたちのための学級です。
特別支援学級には、8~13人に対して1人の教員が必要ですが、この教員を確保するのが難しいのです。
なぜなら、特別支援学級に通う子どもたちは、個々に合わせた指導や配慮が必要であり、教員にとっては非常に負担が大きいからです。
特別支援学級の教員は、子どもたちの勉強だけでなく、生活面や心理面のサポートもしなければなりません。
また、保護者や医療機関とも連携しなければなりません。
そんな大変な仕事をする教員は、どんどん疲れてしまい、やがて休職や退職に追い込まれてしまうのです。これでは、教員が不足するのも当然ですね。
次に、教員が不足している原因として挙げられるのは、非正規教員への依存です。
非正規教員は、正規教員よりも給料や待遇が悪く、安定した雇用が保証されていません。
しかし、正規教員を確保することができない学校では、非正規教員を採用するしかありません。
その結果、非正規教員の割合は年々増加しており、現在では全体の17%を占めています。
しかし、非正規教員はあくまでも一時的な補充であり、長期的な解決策にはなりません。
正規教員を増やす施策が必要ですね。