民間軍事組織ワグネルと創始者ブリコジンは、6月24日に「ロシアに混乱を招いた原因を見つけ出す」として「モスクワへの進軍」を宣言しました。
その後、彼らはモスクワの南約500kmのボロネジの軍事施設を制圧し、さらに北上してリペツク州に迫りました。
しかし、直後にブリコジンは「ロシア人の血が流れることの責任の大きさを認識」と宣言してベラルーシへ転進し、その後同国のルカシェンコ大統領が仲介役を買って出たことや、プーチン大統領もブリコジンへの捜査を停止し出国を認めること、ルカシェンコ大統領への謝意などを示しました。
一方で、その後ブリコジンの消息が聞こえないことなども多く取り沙汰されています。
この記事では、発端となったブリコジンとプーチンの蜜月が生まれた背景、そして確執の経緯について報じています。
