ウクライナ南東部ザポリージャ州と東部ドネツク州で激しい戦闘が続いています。ウクライナ軍は、ザポリージャ州でロシア軍から領土を奪い返したと主張しています。ウクライナ陸軍トップのシルスキー司令官は、「ウクライナ軍はバフムート方面で防衛作戦を継続しており、我が軍の兵士は前進し、敵は側面で陣地を失っている」と報告しています。
マリャル国防次官によると、ウクライナ軍は３方面で前進しました。「バフムート方面のベルヒウカ貯水池の辺りでは２５０メートル、トレツク方面では２００メートル前進し、ベルディアンスク方面では３平方キロメートルを制圧しています」と述べています。
さらにマリャル氏は、「敵は獲得した陣地を維持するためにあらゆることを行っており、攻撃機と軍用機を積極的に使用し、激しい砲撃を行っています。攻撃の間、ウクライナ軍部隊は対戦車壕もある広い地雷原に直面しており、これらすべてが装甲車両への敵からの絶え間ない反撃、そして対戦車誘導ミサイルや自爆型ドローンの大量使用と組み合わさっています」と説明しています。
ロシア軍とウクライナ軍の戦闘は争奪戦が展開されているマカリウカ村近くで継続しており、同村はこれまでに何回か制圧者が変わったとされています。ウクライナ当局者によると、１３日にはマラトクマチカ、ノボダニリフカ、マリインカ、ヤヒドネ、ベセレの村々で戦闘が行われているということです。
