この記事は、俳優の南野陽子がNHK総合の番組「ファミリーヒストリー」に出演することについて報じています。南野の愛称は「ナンノ」ですが、実はそれこそが一族本来の姓であることが判明しました。また、南野の父方祖母は明るく芯が強い「薩摩おごじょ」であり、その気質は父にも陽子にも受け継がれています。母方の曽祖父は明治時代に夢を追ってカナダへ渡り、祖父も大正時代に妻とカナダに渡りました。彼らは持ち前の社交性とユーモアで人種差別を乗り越え、両国の小さな懸け橋になりました。しかし太平洋戦争で人生は思わぬ結末へと向かい、フィリピンで壮絶な最期を迎えます。生後まもない陽子の母に会わずに亡くなりますが、父娘の気質は不思議とそっくりになります。
南野陽子、『ファミリーヒストリー』でルーツに迫る
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