こんにちは、アニメ好きのブロガーです。今回は、大人気アニメ「呪術廻戦」の第2期前半「懐玉・玉折」の第3話について感想を書きたいと思います。この記事では、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
第3話「懐玉 -参-」のあらすじ
第3話では、呪術高専時代の五条悟と夏油傑が、同化呪詛に苦しむ天内理子を救うために沖縄に向かいます。天内の残された時間はわずかですが、五条は彼女に楽しい思い出を作ってあげようと提案します。海で遊んだり、カヌーに乗ったり、天内は笑顔で過ごしますが、それは切ない別れの前触れでもありました。
一方、五条の隙を狙っていた伏黒甚爾は、高専の結界内に侵入し、五条を背後から撃ち抜きます。五条は伏黒と死闘を繰り広げますが、経験と策略に劣り、敗北します。伏黒は五条を倒した後、天内も殺害しようとします。それはまさに、天内が夏油に本当の気持ちを告白し、夏油が彼女を救おうと手を差し伸べた瞬間でした。伏黒は銃で天内の頭を撃ち抜き、彼女の命を奪います。夏油は悲しみと怒りに震えながら、伏黒に立ち向かおうとします。
第3話の感想
このエピソードは本当に衝撃的でした。第2期のスタートからアオハルと呼ばれていた青春ムービーが、一気に絶望的な展開になりました。五条悟が現代最強の呪術師として名高いことを知っているからこそ、彼が伏黒甚爾に敗れるシーンは信じられませんでした。伏黒甚爿は一手一手を計算し、余裕の表情で五条を追い詰めていきました。子安武人さんの声も冷酷で邪悪でした。
そして、最も悲しかったのは天内理子の最期です。彼女は同化呪詛に苦しみながらも、五条や夏油と過ごす時間を楽しみました。彼女は夏油に恋心を抱いていましたが、それを素直に言えませんでした。しかし、最後の瞬間に勇気を出して告白しました。夏油も彼女を救おうと約束しました。それは本当に美しいシーンでしたが、その直後に伏黒甚爿が現れて彼女を殺しました。それはあまりにも残酷で、涙が止まりませんでした。
夏油傑もこのエピソードで彼の優しさと人間性が見えました。彼は五条の親友であり、天内のことも大切に思っていました。彼は五条の提案に賛成し、天内に楽しい時間を与えました。彼は天内の気持ちを汲み取り、彼女を救おうとしました。しかし、彼は伏黒甚爿によって全てを奪われました。劇場版「呪術廻戦0」では最悪の呪詛師として登場する夏油ですが、このときの彼はまだ純真でした。
このエピソードは、ひたすらアオハルを美しく描き、そしてアゲてアゲて真っ逆さまに落とすという鬼畜な演出でした。人の心とかないんかと思いましたが、それだけに感情移入してしまいました。SNSでも多くの視聴者が悲鳴や絶望の声を上げていました。この衝撃は漫画以上のダメージを与えました。
