自動車のシフト操作に関するものです。
記事によると、自動車が完全に停止する前にDレンジからRレンジに切り替えることは、古いクルマのオートマチックトランスミッション(AT)では大きな問題の原因とされていましたが、最近のクルマではそれほど気にしなくても良いとされています。
最近のクルマのATは、基本的にシフトのセレクトレバーが電子制御タイプとなっており、ドライバーがシフトを操作したあとに、システムがスピードやエンジン回転数などからシフトチェンジのタイミングを判断してシフトが切り替わる仕組みになっています。そのため、クルマが動いている状態で、ドライバーがDレンジからRレンジへシフト操作をしたとしても、普通はシフトが切り替わることはありません。
ただし、完全停止してタイヤの回転がピタッと止まったあとでないと、シフトチェンジは受け付けない設定となっています。