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不妊治療専門の医療機関のミスによる流産:夫婦が1000万円あまりの支払いを求める訴え

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news.yahoo.co.jp

この記事は、大阪市内の不妊治療専門の医療機関で、ミスによって流産を強いられた上、その後の診療も一方的に拒否されたとして、神奈川県横浜市に住む夫婦が医療機関に対し、1000万円あまりの支払いを求める訴えを大阪地裁に起こしたという内容です。夫婦は夫側に精巣から心臓へ戻る血液が逆流してしまい、静脈がこぶのようになる病気「精索静脈瘤」を伴う無精子症があります。また、異なる2本の染色体に切断が起こり、その断片が交換されて、他方に結合して、遺伝情報が過不足した染色体をもった精子ができる可能性がある「相互転座」の症状があったということです。それでも夫婦は子どもをもうけたいと考え、2019年にグランフロント大阪に診療拠点を持つ不妊治療専門の医療機関「リプロダクションクリニック大阪」に通院しました。しかし、夫婦はクリニックで行われた着床前診断の際、医師が移植すべき胚の選択を誤って、流産する可能性が高い、異常のある胚を移植されたということです。夫婦は一連の対応でクリニックに対し、不信感を募らせていたところ、責任者から「信頼関係が完全に破綻しているので、明日以降の診療はお断りさせていただく」という内容のメールが送られてきました。夫婦は治療費のほか、クリニックから適切な説明があれば回避できたはずの流産をさせられたこと、流産による出産可能性の低下、診療を拒否されたことへの慰謝料などとして、1000万円あまりの損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こしました。