この記事は、日本が途上国援助（ODA）で約10年前から支援してきたミャンマーの基幹鉄道の改修事業が大幅に縮小される見通しであることを報じています。2021年の国軍のクーデターを踏まえて日本側が昨秋、事業を進めるのに必要な追加の円借款を出せないと通告し、国軍も4月までに資金支援の打ち切りに同意した模様です。この事業は、最大都市ヤンゴンと中部マンダレーを結ぶ約620キロメートルの路線で、レールや橋の老朽化が進み、列車の遅延や脱線事故が起きていました。日本はまず最大約1422億円の円借款を供与することで、20年までにミャンマー政府と合意していましたが、昨年11月、日本政府が国軍側に「追加の円借款の検討は難しい」と通告しました。
日本がミャンマーの鉄道改修事業を大幅縮小へ
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